【睡眠薬を絶ったら羊が30,000匹になった】30代女が経験した体調の変化

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眠れない

自律神経失調症を経験して

たかだか30数年生きてきて何かを悟っただなんて思うことは無いですが、実際に経験をして、ひとつ言い切れることがあります。

人間、眠れないって、マジでツラい。

家族から『ちっちゃい頃はからだが弱かったのよー』なんて聞かされたことがありますが、会社勤めを始めてから身体の不調なんてものとは無縁でした。むしろアクティブで、仕事は常に21時近くまで残業、週に1度の休みでしたが、日曜日は遊びに出かけて家に居ることはありませんでした。地方住みの私が20代で一番ワンオク(ONE OK ROCK、ロックバンドです)にハマっていた時は、仕事が終わってマッハで駅に向かい、新幹線に乗ってZepp難波へ行き、最高過ぎたライブの余韻に浸りながら友人と朝まで打ち上げをし、秒でシャワーを浴びて新幹線に乗りそのまま会社へ行く...そんな生活も楽しくて、なんてことありませんでした。

でも、30を過ぎて急に身体にガタがきて、自律神経失調症になった私は眠れない夜が続きました。どうにかして眠りにつきたくて、病院で処方された睡眠薬を人生で初めて飲みました。睡眠薬のパワーは半端なく、あれだけ眠れなかったのに「コテン」と眠りにつけました。いや、眠りにつくというよりは、心配して寝室に様子を見にきた家族曰く『死んだかと思った』くらいの寝方だったそうですが。

眠れない 夜

睡眠薬を絶ったら羊が30,000匹になった

そんな生活をひと月ふた月か続けていたと思いますが、睡眠薬って、だんだんと効かなくなるんですよね。個人的な感想ですが、私は効き目を感じられなくなって、また眠れない日々に逆戻りしました。病院に行って、もっと強い薬をもらうか??でも...このままずっと、薬を飲み続けるの??悩んだけれど、自分にとっては睡眠薬が絶てなくなる方が怖くて、病院に相談せずに薬の服用をやめました(睡眠薬のみ服用していました。勝手にやめてしまいましたが、お医者さんの指示で飲まれている方は相談されてくださいね)。

なんで飲むのをやめようか悩んだかって、また眠れない夜がやってくるのはツラすぎるからです。普通に眠れていたときは、平日の朝『あ~もう朝になっちゃった』なんて言いながら重い身体を起こし、「仕事に行かなければならない」という現実を前にして諦めながら身支度をし、特に道順を考えなくても無意識に会社まで運転していたものです。が、眠れないと『あ~もう朝になっちゃった』ではなく『まだ朝にならない』生活になります。眠れば一瞬で過ぎる時間も、起きていると全然時計の針が進まなくて、やることないから暇すぎてツラいんです(笑)。

睡眠薬を絶った1日目、暇すぎた私は『羊がいーーっぴき』と数えはじめました。頭の中で、フワッフワできちんと飼い主に手入れされている真っ白い可愛い羊が、軽快に低めの柵を飛んでいきます。『にーーひき、さーーんびき...ひゃくいーーっぴき、ひゃくにーーひき』

...30,000匹に増え過ぎて、ひしめき合っている羊を想像し『なに真面目に数えとんねん!!!』とクソ真面目な自分の性格にイライラして、初日は案の定寝れずに終わりました。

この頃にはもう、お仕事は休業していたのですが、日中1~2時間仮眠することはあっても夜になるとまた眠れず、とってもツラい日が続きました。でも1週間くらいすると突然 朝の4時に眠れるようになり、また別の日は3時に眠れるようになり...と、寝付くのは朝方だけれど確実に眠れる時間が延びていきました。結果、日にちはかかりましたが、自然と眠れるようになりました。あれから睡眠薬を飲むこともなく、残っていた薬も処分してしまいました。

眠れない夜は眠れない夜を過ごす

現在私は、むちゃくちゃ元気です。階段を上るとちょっと息切れしてしまう貧弱な体力の持ち主ですが(笑)、コロナ禍で外出頻度がぐっと減りましたので、これ以上体力が落ちないように自分なりに家で筋トレしたり、エアロバイクをこいでみたりするくらいには元気です(実は最近、運動時間が減っているので反省)。

不眠から解放されても、自律神経失調症というものは食欲がでなかったり、二日酔いのような気持ち悪さが1日中続いたりと大変でしたが、なんとか乗り越えることができました。体調がよくなったのは、別の薬を飲んだから...??ではなく、私の場合は「とにかく休む」ことで回復しました。突然の不調にかなりショックを受けましたが、結局のところ「よく休む」ことが自分にとっては近道だったんです。

そしてよく休むことができたのは、パートナーのおかげです。

お仕事を休んで、この先どうなるか不安しかなかった中、パートナーの存在が私にとってはすんごく大きかったです。休業が長引いた為、職場に申し訳なく残念ながら復帰できないまま退職しましたが、退職してからすぐ定職に就かず家事に専念できたのも、パートナーが一生懸命お仕事を頑張ってくれたおかげです。前職はハードワークだったので、完全に体調が回復する前に復帰していたら、もしかしたらまた体調を悪くしたかもしれない。そう思うと、パートナーには感謝の気持ちでいっぱいです。

...でも、一緒にいるとイライラすることも多いです(笑)。あちらもあちらで私にイライラすることが多いと思いますので、こればかりはお互いさまですねー😂

たまに、『今日は目が冴えて寝れないなー』なんてときもありますが、眠れない夜はそのまんま、眠れない夜を過ごしています。無理に眠ろう眠ろうとすると焦って逆に眠れなくなってしまうので「よっしゃ、眠れない夜を楽しもう!」と本を読んだり、好きな映画を観たりして過ごします。そうこうしているうちに欠伸がでてきて眠たくなり、布団に潜り込んで寝ています。

不眠症

最後に

仕事やプライベートで忙しいのは生活にハリがでるし、いい事だと思います。けど30を過ぎると特に女性はホルモン分泌量が変わるので、急激な体調の変化があるかもしれません。

以前、ホルモンバランスによる女性の性格の変化について紹介させていただきました。男性の方からもコメントをいただいて、嬉しかったです😊

仕事やプライベートで多忙の皆さん。時には、自分の身体をいたわってあげてくださいね..♡

今日もブログを読んでいただきありがとうございますm(__)m💕

ではまた次回のブログで♪

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今週のお題「眠れないときにすること」